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鳥のブログ
こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。
突然ですが、今日はトリの話です。
何故かと言えば、気が向いたからです。
実は、先日、かがみがはら航空宇宙博物館をこのブログでご紹介したさい、
飛燕の写真を載せて、「ちなみにつばめタクシーのつばめは、特急つばめからとっている」と書きました。
これ、実はわたくし知りませんで、つばめグループの社史をしらべて発覚しました。
ちょっと、そこから鳥のことでも書いてみようかと思ったわけです。
ちなみに、つばめグループのイメージキャラクターと言えば
このつば太くんです。
彼は、つばめグループの古い制服をイメージしてるので、蝶ネクタイをしていると思います。
つばめの昔の制服は、蝶ネクタイだったんですよ。それを知ってる私も古株になりました。
さて、「つばめ」のことは、宇宙博物館のことでもかきましたので、省略いたしますが、
パソコン内の写真を見ていましたら、こんな写真がでてきました。
グループのなかでも、選ばれし者だけが乗れる、エクセレントタクシーです。
エクセレントタクシーに乗るドライバーは、無事故で、接客も優秀でなくてはなりません。
運賃変わらず、ちょっと乗り心地がよくなっているので、お客様はぜひ、見つけたら手をあげてほしいところなのですが、
これの運営当初、乗務員の間ではわりと不評でした。
何故かと言えば、いまでこそ、名古屋の街でも「つばめのエクセレント」と言えば有名になってきましたが、
当時、この黒い色のつばめタクシーにお客様が慣れていなかったということから、
手を挙げてもらえないということがあったといいます。
グループ内では、まことしやかに、「つばめ」ではなく「カラス」だ。という声も聞かれました。
ちなみに、カラスという鳥は、鳥のなかではトップクラスに頭の良いとりで、童話でも頭の良い鳥と紹介されます。
日本でも神話の時代からカラスへの信仰があり、熊野に祀られているのは三本足のカラス「ヤタガラス」です。
この「ヤタガラス」は、サッカー日本代表のエンブレムにも使用されていますね。
そういえば、西洋の神話でも、カラスは太陽神アポロンの使いとしても有名なのです。
そのアポロンのカラスは、星座の「カラス座」として存在しています
(蛇足ですが、アポロンのなんとカラスは白くて黄金の羽根を持っていたとされています!
エクセレントのあんどんも金色ですが、これを知っていたんでしょうか?)
さて、今回は、つばめタクシーにまつわる、ふたつの鳥についてご紹介させていただきましたが
最後にもうひとつ鳥の逸話を紹介させていただきます。
それが、このフクロウです。
愛知県の県の鳥は、コノハズクというフクロウです。
カラスが頭の良い鳥と前述しましたが、フクロウも知の象徴とされてきました。
それは、これも神話ですが、ギリシャ神話の知の女神、ミネルヴァが従えていたのがフクロウであるからです。
フクロウに関しては、こういう言葉があります。
「ミネルヴァのフクロウは黄昏時に飛翔する」
私がものすごく好きな言葉です。
ものすごく簡単に意味を説明しますと、知の象徴とされる「ミネルヴァのフクロウ」は
すべてが終了した黄昏時に飛び立ち、総括をするということです。
賢いものほど総括を忘れないということですね。
いま、日本は、おかしな流行り病によって非常に大きな打撃をうけています。
しかしながら、これに取られた対策は効果を総括することなく、えんえんと続けられています。
かならず、総括をするときが来ます。
そこで、いかに賢く立ち回るか。そういうことが必要になってくるような気がする今日この頃です。