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愛知歴史探訪 秀吉編9 蜂須賀小六編2

こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

 

昔とある本を読んでいた時に、その本の主人公が友人に放ったセリフが、

ずっと私の印象に残っています。

そのセリフはこんなようなものでした。

 

「同じ昔の本を読んで知っているだけなのに、徳川家康は実在していたと信じて、

妖怪は実在しないというのはおかしくないか」

 

なるほど、これは言い得て妙だなと思います。

歴史を調べていると、虚構と史実は入り混じっていて、どれが本当なのかはわかりません。

それを調べることが、歴史のロマンともいえるということでしょうね。

 

さて、今日は、そんな史実と虚構の入り混じった面白い歴史をお話したいと思います。

 

家康の歴史を追うために、岡崎に向かうと、岡崎城のすぐそばにある

「矢作橋」という橋のたもとに、おおきな像が立っています。

「出合之像」となっていますが、場所柄、これは家康とだれかが出会ったのかと思ってみれば

実は、これ、秀吉と小六の出会いシーンを再現した像でした。

 

秀吉は幼少期、奉公先を飛び出し、この矢作橋のあたりでごろ寝をしていたそうです。

そこへ、当時野盗の親分になっていた小六が通りかかり、秀吉の頭を蹴飛ばしたそうです。

 

怒った秀吉は、相手が野盗の親分でもひるまずに

「人の頭を蹴るとは無礼だ、謝れ!」と言ったそうです。

そんな秀吉を気に入った小六は、一緒に近くの味噌蔵へ盗みに押し入りました。

 

途中で味噌蔵の人たちに気づかれたのですが、秀吉が機転をきかせ

小六たちを逃がした。

 

……というエピソードが残っているのです。

 

ですが、これ、作り話なのです。

これは、江戸時代に発売された絵本、太閤記のエピソードなのです。

岡崎の老舗味噌蔵カクキューさんの味噌には、こちらの絵がいまも印刷されています。

まさか家康の町で、秀吉と小六の話が見つかるとは・・・

まさに、現実と虚構が入り混じった非常に面白い例です。

これだから、歴史探訪はやめられませんね。

 

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