こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

お昼にこのブログをかいておりますので、おなかが減っています。

今日は久しぶりに名古屋名物のお話をしましょうか。

その名物は、ズバリ「天むす」です。

こってり・ドロドロのイメージが大きい名古屋名物のなかにあって、

天むすは、さっぱりしていて小粒ですが、いい味を出しています。

そんな天むすが私は大好きです。

ですが、天むすは本来の名古屋名物ではなく、

もともと三重県の津のお店が発祥の地といわれています（諸説あり）。

そんな元祖のお店からのれん分けされたお店が上前津にあります。

都タクシーからわりと近いです。

大津通り沿いのわかりやすい位置にあります。

私は持ち帰りでしか利用をしたことがありませんが……イートインはいまできるのかな？

以前はできたようですが、それは不明です。すみません。

この包み紙をみると、旅にでたくなります。なぜかと言えば、名古屋駅にもお店があって、

新幹線に乗る前にはかならず千寿さんの天むすを買っていたからです。

いまの天むすでは、エビ天がはみ出ているものが多いですが、

こちらの天むすは、おにぎりの中におさまっています。

非常に食べやすく、また、ほんのりとした塩味が美味しいです。

また、天むすと言えば、相方は手前に見える「きゃらぶき」です。

これは、発案者がたくあんが嫌いだったからと言われています。

さて、最初にも話しましたように、名古屋名物のなかでも

目立たない存在の天むすなのですが、

こちらにのれん分けをした当初は、なかなか売れ行きがのびなかったそうです。

しかしながら、全国的に「天むす」という名前が知られたのには理由があって、

名古屋で仕事をしていたとある芸能人が、この味を大層気に入り、

名古屋から次の現場にいく際に、このお店で差し入れを購入していったそうです。

それから、業界のなかで話題となり現在にいたるというわけです。

いまも昔も、口コミの力というのは侮れないということでしょうね。

ごちそうさまでした。