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マスク論争
こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。
だんだん日中の気温もあがり、晴れた日は暑いと思える日も増えてきました。
会社でも、あまりにも暑い日はエアコンを稼働されることもあります。
こうなってくると、鬱陶しいのはマスクです。
マスクは空気がこもりますし、なにより暑苦しい。
運転手さんも、「衣替えで、上着が脱げるのはいいけど、マスクがねえ」と言っています。
そんななか、5月20日、厚労省が、「屋外などではマスクを外していい」ということを発表しました。
もともと炎天下でのマスクは、そのリスクが危険視されていました。
脱水症状に陥りやすく、熱中症のリスクがあがるからです。
マスクをつけて持久走をしていた生徒が亡くなったという報道もありました。
(マスクとの因果関係は不明とはしていますが……)
実は、もともと厚労省は、屋外などや熱中症のリスクがある場所などでは
マスクを外しても良いとしていました。
実際、5月20日の記者会見でも後藤厚労相はそう発言しています。
私もそういったポスターを見たことがあります。
ですが、世間がそれを許しませんでした。
所謂「同調圧力」というやつです。
私は、もともとマスク懐疑派で、外を歩くときはマスクを着けていませんでした。
公共の交通機関や、長い間人と会話するときなど、相手がいるときは着けていましたが、
黙って作業するときや、歩きや自転車で移動をするさいには全く着けていません。
ですが、それでも、外をあるく他の人からは、白い目でみられたこともありますし、
実際、マスクをつけろと言われたこともあります。
この、タクシー業界でも、コロナ以前には、
「接客業で、マスクをするな」という苦情があったこともありますが、最近は、
「空車で走っているときでもマスクを外すな」という苦情がくることもあります。
こういうのを見聞きすると、「なんだかなあ」と思ってしまうわけです。
以前のブログで風邪のことにふれたと思うのですが、
私はもともと風邪という病に興味があって、いろいろと調べたことがあるのです。
そのなかで、「かぜの科学」という本に出会い、読んだのですが、
そのなかに、
「風邪にマスクは効果があるのか」という項目がありました。
答えは
「インフルエンザなら、24時間ずっと、目まで隠れるマスクをしていれば、ひょっとすると少しは効果があるかもしれない」
と言うことでした。
その本には、「風邪にマスクは効果がない」というのがそれとなく書かれていたのです。
そして、また、風邪のときにマスクをする最大の効果は、手で顔をさわらないためだということもあるそうです。
なので、私はマスクに懐疑的でした。
無論、その本だけでなく、自らの体験からもそう結論付けています。
だって、私はひどい花粉症なのですが、花粉のようなウイルスよりずっと大きなものだって、
マスクをしていても、効果がありませんからね。
なので、日本のこの、マスク信仰は、私の目にはいつもおかしく見えるのです。
海外では、多くの国がマスクを外すようになりました。
そして、そんな海外から観光客を引き入れることも始まります。
日本はマスクの面についてもガラパゴスになってしまいそうな気がします。
日本人が心の底から、はやくマスクを脱げる日が一日でも早く来ればよいと思っています。
それが、本当の「終息」となるのでしょう。