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やまだかつてない講演会
こんにちは、都タクシーのノロです。
皆さんもそうかと思いますが、仕事というものは、
まあ、そんなに楽しいものでもなくて、かといって、何か楽しみ甲斐をみつけなければ
そう長続きするものでもありません。
そんななかで、数少ない楽しみは、法人会主催で行われる講演会でして、
文化人やら芸能人やら、スポーツ選手やらを招いて、楽しいお話を聞かせていただける機会があるのです。
今年もその季節がやってきまして、非常に楽しみにしておりました。
今年の講師は山田邦子さん。
かつては一世を風靡した女性のお笑いタレントです。
私たち世代で言えば、ひょうきん族やらやまだかつてないテレビやら、「レジェンド」と言っても過言ではないと思うのですが、
最近の若い方々にはなじみが薄いかな。去年のM1では審査員も務めたし、どうなんでしょう?
講演の演題「大丈夫だよ!がんばろう!」ということで、テレビ番組で乳がんが発覚したことを知っていたので
そのことを語られるのかなあと思っていたのですが、いざ始まると、捧腹絶倒といいますか、腹筋崩壊といいますか
昔懐かしいバスガイドのネタあり、歌の披露あり、会場も一緒に合唱ありで、
非常に楽しい笑いの絶えない90分でした。
そして、やはり、ご自身ががんになったということも触れ、
笑って免疫をつけることと、友達が大切だということ、早期発見の大切さを語られ、
最後はご自身の歌のCDを手売りされていました。サービス精神が旺盛な方だということは
改めて感じましたね。ちなみに写真をとっただけで、CDは買ってません。ごめんなさい。
思えば、この三年のコロナ禍。
テレビにでる”センモンカ”の人たちは、コロナの恐ろしさを説くだけでした。
私たちは、感染の恐怖におびえ、人にも会えず、外にも出ずに過ごされた方も多かったと思います。
ですが、本当にコロナ禍に必要だったのは、笑って語らえる友人と、
いざ、感染しても「大丈夫だよ、がんばろう」と言っていただけるお医者だったのではないかなと思いました。
タクシー業界でも、お客様が減ったことで、急激に売り上げが落ち、タクシー乗務員を離職する人が増えました。
残った仲間の運転手さんたちに、私たちは「大丈夫だよ、がんばろう」と言ってきたつもりですが、
果たしてそれが、運転手さんの心にどれだけ残ったのかはわかりません。
ただ、それでも都タクシーに残りがんばってくれた運転手さんたちも大勢いて、
これからも変わらず励ましていきたいと思っています。
また、最近は入社される新しい運転手さんが増えていますが、変わらず頑張ってほしいと思います。
かつて、KANさんの「愛は勝つ」という曲が山田邦子さんの番組で流され
Wミリオンを達成しましたが、私たちも業界もそうありたいの思った講演会でした。
また、次の講演会が楽しみです。