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移住と出生数
おはようございます。
都タクシーのノロです。
寒い日が続きますね。
こういう日が続くと
「ハワイとかにいきたいな~」という話をたまに聞きます。
私の場合、海外というのが怖いので、海外旅行までして、
避暑や避寒というのは考えないのですが、年齢を重ねるにつれ
極端な暑さや寒さには弱くなってる気がします。
ところで、朝、ニュースを見ていると、
「海外移住する日本人の数が過去最大である」というニュースを見ました。
ニュースで、その原因は、
長く続く景気の閉そく感、上がらない給料、結婚しない男女への差別などが上がっていました。
少し前には、出生数が過去最低というニュースもあるなか、
このままでは、日本人はいなくなってしまうという危機感まで持ってしまいます。
また、同じニュースのなかで、インタビューに答えた移住者の言葉に、
「日本は住むのには便利だが、生きるのには不便」とありました。
なるほどねと感じるところです。
私は、ニュースが挙げていた理由の他にもうひとつ、日本人が移住を選択してしまう大きな理由があると思います。
それは、愛国心です。
世界64か国に聞いたアンケートで、日本の愛国心は最低だったそうです。
なぜ、そうなってしまうのか。
その理由のひとつに、「自虐史観」というのがあると思います。
私たちは、子供のころの社会の時間、特に近代史で
思いっきり自虐史観を植え付けられます。
大東亜戦争で日本はすごい戦争犯罪をおかし、
アメリカに原爆を投下されたと習います。
原爆を投下するという行為は、民間人を巻き込むもので
決して許された行為ではありません。
しかし、それを落とされたのは日本のせいだとまでいうような
自虐史観を教えこまれます。
これで愛国心が育つでしょうか。
この愛国心のなさが、子供を産まない、海外に移住するという
「日本人減少」ともいえる現象を引きおこしているように思えてしかたありません。
タクシーの運転手は、ひとつの会社に在籍している期間がすごく短いと言われています。
これも同じく、会社への愛着のなさが原因だと思います。
私が、タクシー業界に足を踏み入れたときは、会社側も「タクシー運転手はすぐにいなくなるけど、すぐに入ってくる」
と、そういう考え方だったような気がします。
私はそれではいけないと思いました。
ひとりひとりの社員を大切にする。
会社を居心地の良い場所にする。
そうやって、25年間、この会社に勤めてきたんですよね。
日本の政治家も、そういう思いをもって、
仕事に励んでほしいと思う今日この頃です。