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秋風吹くなか、あなたとともに

こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

 

先日は、中秋の名月で、夜、散歩にでたときに

ひじょうにお月さまがきれいでした。

 

もう、秋ですね。

 

秋と言えば、読書の秋、食欲の秋、運動の秋といろいろありますが、

秋になると思い出すのが、私の場合、一休さんです。

 

みなさん、ご存知の方もおおいかもしれませんが、

アニメにもなった、とんちで有名な一休宗純その人です。

 

歴史の偉人のなかでは、私が尊敬してやまない人のひとりです。

 

そんな秋を感じたとき、「そうだ京都へ行こう」と思い立ち、

先日京都へ行ってきました。

 

京都と行っても、市内ではなく、

「京田辺市」というところです。こちらはお茶の玉露の生産で有名なところであり、

一休さんがその生涯を終えたところでもあります。

京田辺の駅には、アニメの聖地認定の御朱印がありました。

  しっかりと捺してきましたよ。

 

駅から少し距離がありますが、一休さんゆかりのお寺があります。

酬恩庵というお寺がその場所です。通称「一休寺」と呼ばれています。

一休さんの墓所もこちらにあります。

 はいることはできませんが、外から手をあわせてまいりました。

一休さんは、平均寿命の短いあの時代に、じつに88歳まで生きられました。

最期はマラリアにかかって亡くなったようです。

 

こちらのお寺は、非常に広い敷地がありますが、

かしこまったお寺ではなく、ちょっとゆかいといいますが、ゆっくりできる雰囲気があって

非常によいお寺です。

京都にはお寺が多いですが、このように遊び心があり、

堅苦しくないお寺は珍しいですね。観光客もそれほど多くないのでおすすめです。

 虎退治の衝立や、「このはしわたるべからず」の橋など、アニメの一休さんの

イメージもしっかりと楽しめます。

 

実は、実際の一休さんは、アニメの一休さんとは違い、

一風変わったお坊さん、いわゆる、「破戒僧」でした。

 

僧侶であるにもかかわらず、飲酒・食肉は当たり前、

男色癖もあるばかりが、晩年は女性の愛人がおり、

錫杖の上に骸骨をつけて、町中をまわったという逸話が残っています。

 

で、冒頭にもどるのですが、何故、私が秋になると一休さんを思い出すかといいますと、

一休さんの言葉のなかに、このようなものがあるのです。

 

秋風一夜百千年

「秋風の中であなたと過ごす一夜は
私にとって百年にも千年の歳月にも値するものです」という意味です。

 

先ほど説明した愛人にいわれたものだとされています。

一休さんはすでに70歳をこえていましたが、愛人は20くらいだったといわれています。

しかし、なんとロマンチックで、なんと悲しいことばでしょうか。

 

秋になると、私はいつもこの言葉を思い出すのです。

 

一休さんののこした言葉が、こちらのお寺にもありました。

非常に考えさせられる句です。

 

現代社会の日本人は、いろんなことに対して生き急いでいるように感じます。

また、そのわりには、生に執着し、他人に攻撃的になっています。

 

ちょっと一休みして、考えてみることが必要なのではないでしょうか。

 

そうやって考えてみると、

都タクシーのドライバーさんたちは、一休さんに近い生き方をしていると感じます。

 

好きな時に呑み、食い、のんびりとしています。

あんまりのんびりしすぎてて、社長に怒られてしまうほどです。

 

まあ、なにごとも適度に。が一番です。

 

あわてない あわてない ひとやすみひとやすみ。

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