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桜の季節にトムをおもふ

こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

 

だんだん暖かくなってきまして、梅の花をちらほらとみかけるようになりました。

梅が終わると、桜です。

桜の花というのは、日本人のDNAのなかに刻まれているのか

特別なものがありますよね。

 

先日、喉が渇いたので、近くにみつけたタリーズコーヒーに入ったところ、

トムとジェリーと桜関連の商品のコラボ飲料があるということで、

購入いたしました。

 

 

店内にはコラボ商品を購入したとき写真を撮るためのディスプレイまで用意されておりましたので

年甲斐もなく写真をパチリとやってきたわけです。

 

私はアニメが大好きですが、洋モノのアニメはほとんどみません。

ですが、このトムとジェリーだけは別格で、子供のころから大好きでよく見ておりました。

 

どんなアニメや漫画でもそうなのですが、

子供のころに見ていたものを、改めて大人になって見直すと、そこには新しい発見があったり、

制作者側の意図をそこに感じ取ったりとなかなか面白いものです。

 

トムとジェリーは、子供のころにみたきり、以後、なかなか見る機会がなかったのですが、

大学時代、友人が撮りためていたVHSをみんなで観賞会をするというイベントがありました。

 

そのとき、改めてトムとジェリーをみたとき、体の中を電撃のようなものが駆け抜けたのを今でも覚えています。

ご存知の通り、トムとジェリーはほとんどしゃべりません。

ですが、音楽と表情だけで、非常に豊かな感情表現をします。その表現の豊かさに衝撃を受け、

その動きの滑らかさに衝撃を受け、トムがピアノを弾くシーンでは、抑えた鍵盤の音がちゃんと流れていることに衝撃をうけました。

 

そして、特に衝撃を受けたのが、「淋しがりや」という題名を付けられた回を見たときでした。

その回で、ジェリーが、トムの顔にヒトラーのようなひげを描いて、唾を吐きかけるシーンがありました。

「これって、戦争風刺?」って私が友人にきくと、友人は「そうだよ、これ、世界大戦中のアニメだからね」と一言。

 

まあ、衝撃的でしたね。

調べてみると、その「淋しがりや」というのが、1943年5月の作品。山本五十六が戦死した直後の作品です。

私は「あの時代に、このクオリティのアニメを作っていたのか」と

絶望にも近い羨望を、トムとジェリーという作品に抱きました。

 

さらに調べてみると、この「トムとジェリー」という題名にも隠喩があるそうで、

英語で第二次世界大戦時のイギリス兵 (Tommy) とドイツ兵 (Jerry) を指しているという記事があったり、

トムとジェリーはナチスドイツのプロパガンダという記事までありました。

 

これには、すごくショックと同時に、もう一度、トムとジェリーをじっくり見てみたいという気持ちになりました。

(現在では、「淋しがりや」のヒトラーの落書きのシーンはカットされているそうです)

 

いま、世界では戦火が起こり、多くの人が戦争反対の声を上げています。

どうして戦争が起こってしまうのか私はいつも考えます。

 

私たちが子供のころに見ていたトムとジェリーは、日本語の主題歌がついていて、

その中の歌詞で、こういったものがあります。

 

 

ネズミだって生き物さ ネコだって生き物さ

トムとジェリー 仲良くケンカしな

 

 

ケンカするなら仲良く。

トムとジェリーのコラボ商品を飲みながら、世界情勢へと思いをはせる今日この頃です。

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