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愛知歴史探訪🐢 番外編2
みなさん、こんにちは。
都タクシーブログ担当のノロです。
先日のブログで歴史探訪の番外編1で、桃太郎を紹介したのですが、
昔話のスターと言えば、いろいろありますが、やはり某携帯電話会社のCMにでてくる3名でしょう。
実は、そのなかで、もうひとつ愛知県に伝説の残っている人がいます。
それが浦島太郎です。
浦島太郎も、桃太郎と同じくして、日本各所に伝説が残っております。
長崎、神奈川、香川……あとやはり、御伽草子には「丹後の国に浦嶋という男がおり」と書かれているため、
京都にも浦嶋神社という神社があります。
また、竜宮城にいる所謂「乙姫」が、沖縄地方の海神、「ワダツミ」の娘であるという説も存在します。
前置きはこれくらいにして、私もブログ担当として、愛知県のウラシマ伝説を探りにいってきました。
行ったのは、愛知県の知多半島にある「武豊町」という町です。ちなみに、「たけゆたか」ではなく「たけとよ」です。
ぐるぐると車で回ってみたのですが、いまいちわからなかったのですが、
こんな看板に出会いました。
おおっ、やっぱりあるんじゃん、浦島伝説!!
お店に入って、聞き込み。もちろん、お饅頭も忘れずに購入しました。
竜宮饅頭に、たまて箱。いかにも浦島伝説の和菓子屋さんです。
で、教えてお貰った場所に行ってきました。
竜宮神社。
竜宮城より返ってきた太郎が、乙姫を偲んで建てたそうです。けど、ちっちゃくてわかりませんでした。
そのすぐ近くにある乙姫橋。
浦島太郎を、乙姫がこちらで出迎えたそうです。
そこから、海沿いにしばらく歩くとある、負亀の松。
太郎を助けた亀が住んでいたところとされています。
ほかにも、玉手箱が祀られている神社とかもあるようでしたが、車を止める場所がなく、
歩いても遠かったので、今回は断念しました。ごめんなさい。
さて、桃太郎でもやりましたが、浦島太郎でもちょっとした豆知識をやりましょうか。
浦島太郎という童話も、他のそれと同じように、現代に残るまでにいろいろとアレンジが加えられてきています。
「御伽草子」の浦島太郎は、助けた亀が乙姫となって、浦島の前に現れます。まさしく鶴の恩返しのように。
また、最後、太郎は玉手箱をあけ、老人になってしまうのですが、そのあと鶴になって飛び立ちます。
そして、乙姫も亀になってそのあとを追うという話になっているんですよ。
縁起が良い動物で「鶴と亀」というのは、実は浦島太郎が元となっているんですね。
昔話には、なにか良い行いをすると、その人に良いことが返ってくるというパターンが多いです。
私たちがよくしっている浦島太郎は悲劇ですが、もともと伝わっていたものは、乙姫と永久に幸せになる話です。
「情けは人の為ならず」というのは、情けをかけるとその人の為にならないといういみではなく、
人に情けをかければ、巡り巡って、それが自分のためになるという意味です。
つばめグループに入社するまで、サービス業を経験されていない方ですと、
どうしてもはじめに、「接客」というものに躓きます。
ですが、お客様に「ありがとう」と言ってもらえる接客を心がけようねと
我々管理職は常日頃から指導しています。
その接客が、必ず自分のためになるのだから。