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愛知歴史探訪 芳春院編

こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

 

この歴史ブログで以前、「三英傑以外で大河主役になった人」ということで、

前田利家を紹介いたしましたが、

前田利家を主役にした大河ドラマの題名は、「利家とまつ」で

利家の正室、「まつ」こと芳春院も主役でした。

 

利家を唐沢寿明さん、まつを松嶋菜々子さんが演じられました。

 

前田利家は、名古屋市荒子の出身であることをご紹介しましたが、

奥様のまつも、この愛知の出身ですので、今日はその歴史探訪へ参りたいと思います。

 

場所は、愛知県の旧七宝町です。

七宝町と言えば、七宝焼という工芸品で有名ですが、現在は統合されて

あま市七宝町として、その名を残しています。

 

入り組んだ道の先に(史跡を辿っていると、入りんだ道をはいることが多いです)、

瑞円寺という小さなお寺があります。その駐車場の片隅に、まつの出身地であることを示す碑が立っています。

また、こちらのお寺にはいる道への通り沿いには、これの解説板があります。

非常に字が多いので読みづらいです。

 

パンフレットもありましたが、写真では読みづらいと思いますので、

まつという方を簡単に解説いたします。

 

まつは、織田家の家臣である篠原一計と言う方の娘として、この七宝町にうまれますが、

父親がやがて死去すると、荒子の前田家に養女にだされます。

そこで利家と出会い、嫁ぐことになります。

 

利家、まつ夫妻と言えば、子だくさんで有名で、

実に、2男9女の11人の子宝に恵まれました。子供が多いこの時代でも

11人の子供は珍しいと言われています。

 

まつは、秀吉の正室ねねとも懇意だったと伝えられていて、

利家や前田家が危機になったときに、秀吉や家康にまつが交渉したり人質になったりしています。

このふたりに顔が効く女性というのもすごいですね。

 

さて、私はしらなかったのですが

このお寺の墓地に、中日ドラゴンズの監督経験者である、

星野仙一さんの永代供養記念碑がありました。

どうやら、こちらのお寺の方と懇意であったようで、

本堂の建立委員長を務めておられたそうです。

 

時々、こういう知らないことに触れられるのが、歴史探訪の面白いところです。

 

来年は中日ドラゴンズが強くなって、どうぞ名古屋を盛り上げてくださいと

お祈りしてきました。

 

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