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愛知歴史探訪 秀吉編5 家康編7
こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。
生まれてずっと、愛知県民をやってますが、
ここのところ、「愛知県で一番住みたい街は?」のアンケートで、
常に上位にランクインするのが、長久手町というところです。
ですが、私たち日本史好きから言わせると、長久手町というのは
戦国史にのこる激戦区です。
今日は、写真を交えながら、現在の長久手市に残る
戦国時代のあとをお話していきましょう。
前回の秀吉編4&家康編6で、家康が小牧、秀吉が犬山に入り膠着状態になったところまで
お話しましたが、こののち、秀吉側が一案思いつきます。
それが、
「家康、留守にしてるんなら、岡崎に攻め込めばいいんじゃない?」
ということです。
しかし、その辺はさすが家康と言うべきか、その情報を掴んでおり、
秀吉軍と戦うことになります。それが長久手の戦いです。
長久手は、名古屋の東に隣接しており、「リニモ」という交通手段を使ってゆくことができます。
これが、リニモの駅。
「古戦場駅」というのが、なかなかすごいです。
駅のそばには、戦国武将をかたどったオブジェがあります。
「古戦場」らしくない、かっこよくおしゃれなオブジェです。
古戦場駅から少し歩くと、古戦場公園があります。
古戦場公園には、広い駐車場もあるのですが、
ショッピングモールのおかげで、土日の周辺の交通量は大変なことになっているので、
リニモで行くのがおすすめです。
古戦場公園に入ってすぐ、庄九郎塚、
そして、もう少しはなれた所には勝入塚というふたつの塚があります。
勝入塚は池田勝入斎恒興が戦死したと言われる場所で、
庄九郎塚は恒興の長男、池田紀伊守(幼名 庄九郎)が戦死した地と言われています。
恒興は織田家の重臣で、その後、秀吉の軍勢となり、家康本隊と激突。
親子共々この地で命を落としたことになっています。
公園のなかには、古戦場の資料館もあります。
こちらは入場無料なので、公園にいったのなら、
ぜひ、資料館も見学したいところです。
こちらの資料館では、レンタルサイクルも利用できるため、
古戦場公園の外にものこる戦国の跡を訪ねることができます。
(歩いて尋ねるとちょっと遠いです)
今回の古戦場公園は、とても自然豊かな公園なのですが、
ちょっと歴史に興味を持ってみてみれば、このように激戦の跡が残っているわけです。
なかなか、他の町では体験できない場所なので、ぜひ、訪れてみてください。
次は、長久手の町のなかを、戦の歴史とともに紹介しようと思っています。