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ジブリ作品を斯く語りき vol.2
みなさん、こんにちは。
都タクシーブログ担当のノロです。
今年、11月からオープンが予定されています、ジブリパーク。
いろいろなエリアが順次解放されていくようなのですが、
とりあえず、11月からの体験できるエリアのなかに、「青春の丘」があるそうです。
こちらは、「耳をすませば」の世界観をもったエリアだそうなのですが……
今日のブログは、その、「耳をすませば」を語っていきたいと思います。
ジブリ作品のなかでも「耳をすませば」は私も大好きな作品なのですが、
それはもう、主人公である雫ちゃんがかわいい!のひとことにつきますね。
ジブリヒロインの中ではナンバー1でしょう。
もちろん、それだけじゃないですよ。
ストーリーも世界観も大好きで、特に好きなシーンは、
バイオリン工房で皆が合奏しながら、雫ちゃんがカントリーロードを歌うシーンなんですよね。
楽器を奏でるというシーンは、アニメで表現するのはとてつもなく難しいのですが、
あのシーンは皆がとっても楽しく演奏している様子と、最初は少し緊張気味の雫ちゃんが、
歌いながらノってくるところがすごく好きなんですよ。
あの、「地球屋」というアンティークショップの雰囲気がとても好きなのですが、
ジブリパークでは、その「地球屋」も再現されているようで、とても楽しみです。
そして、これは余談ですが、
実は、地球屋においてある古時計には、メーカーの名前が刻まれているのですが
それの名前が「Porco Rosso」……「紅の豚」の主人公の名前になっていますので、
今度皆さんも見るときは、注目してみてください。
さて、
この「耳をすませば」という作品は、ジブリ映画のなかでも異彩を放つ作品です。
① 「の」がつかない
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」……
ジブリの作品は、「の」がつくものがほとんどです。
これは「の」が付くとヒットするという「のの法則」から来ているようです。
② 近藤喜文監督作品
こちらの作品は近藤喜文というかたがメガホンをとられた唯一の作品です。
近藤喜文さんについては、過去のブログでも書いていますので、そちらを参照してください。
③ 少女漫画原作である
この「耳をすませば」は、柊あおいさんの同名作品の少女漫画が原作です。
実は、宮崎駿さんのお義父さんがたてた長野の山小屋で合宿中、その山小屋にあった原作本を
宮崎駿さんが読んだことが映画化のきっかけだと言われています。
「耳をすませば」の原作は、決して人気のある作品ではなく、打ち切りになった作品でもあるので、
この映画化を聞いた作者の柊あおいさんは、大層おどろいたというエピソードが残っています。
原作の少女漫画と、映画では、いろいろと違う点がありますので、
そちらを探しながら見てみるのも面白いと思いますよ。
実は、この「耳をすませば」は、10月から実写版の公開も予定されています。
漫画アニメ原作の実写化ってあんまりろくなことがないのですが、
アニメ版では語られなかった、10年後のふたりがどうなっているかも映像化されるようです。
気になるところですが、期待10% 不安90%といったところですね。