近年、自動車産業は「自動運転化」という巨大な台風の目を中心に、大きな変革期に突入しようとしています。それは勿論タクシー業界も該当していて、タクシー産業の在り方を問われる形となります。タクシードライバーはおろか、タクシー自体が不要になるのではと予想されていますが、当然業界人として時代に飲み込まれるわけにはいきません。自動運転化は現在レベル2までが実現しており、レベル5に到達するのはまだまだ遠い未来だろうと予想しています。

だからと言って何も準備をしないと言うわけではなく、いつそのような時代が来てもいいように備えています。また、近い未来だとタクシー業界にも「ダイナミック・プライシング」を導入しようとする動きが活発化しています。時代を切り開き続けてきたつばめグループは、こういった新しい取り組みには協力する姿勢ですが、それはあくまでお客様のための取り組みであって、会社のための取り組みであってはいけません。お客様が求めているものを正確に把握し、より高い満足度のものにすることが時代を切り開くという意味になるのです。