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今秋、愛知からジブリの世界へ!

 

こんにちは。

都タクシーブログ担当のノロです。

 

先日、愛知県長久手市で建設中のジブリパークが報道陣に公開され、

11月1日の開園予定だということが発表されましたね。

 

東にディズニーランド、西にUSJと挟まれ、名古屋にはレゴランド。

すべて外国資本のものばかりでしたので、常々私は、

何か、日本が誇るテーマパークができないものかと思っておりました。

 

そして、降ってわいたように愛知県へのジブリパークの建設。

そして、今秋オープンの発表。

日本人、そして愛知県人の私としては、うれしい限りです。

 

これで、他県から見えたお客様が、タクシーを利用してくれるとさらにうれしいですね。

つばめグループでも、ジブリパークオープンに合わせ、何か企画すべきじゃないかと

意見をだしたんですが……権利問題でなかなか難しいですかね。

 

タクシーをネコバスにしろとか、運転手をすべてポルコロッソの衣装にしろとか、タクシーの助手席にカオナシを乗せておけとか言いませんので、

子供連れのお客様のために、せめて、カーオーディオからジブリの音楽を流すくらいのことはやってほしいものです。

 

さて、

「ジブリ作品のなかで何が好き?」

という質問を受けるのは、ジブリ映画の話題になったときに話題となるあるあるネタです。

 

しかし、これ、難しいんですよね。

年齢や自分の置かれている状況によって好きな作品がかわるからです。

 

確かに、学生時代は問答無用に「ラピュタ」と言ってました。私は冒険活劇が好きなので。

ですが、大人になるにつれ、高畑監督の作品も面白くなってくるし、

スペシャルテレビアニメとして作られた「海がきこえる」も良いし、

ジブリ創立以前につくられた「ルパン三世 カリオストロの城」だってすごく好きです。

なので、本当にひとつ選ぶのは難しい。

 

ですが、そんななかでも、「耳をすませば」は私にとっても特別な作品です。

 

「耳をすませば」は、宮崎、高畑のご両人はどちらも監督をされておらず、近藤喜文さんというかたが監督をされています。

私はこの近藤喜文さんの絵が昔から大好きで、あこがれの人と言ってもいいくらいです。

 

近藤喜文さんを初めて知ったのは、昔テレビアニメで放送されていた 「世界名作劇場 赤毛のアン」です。

当時、私はこどもでしたので、テレビアニメとして純粋に好きでした。

 

印象的なオープニング、くるくる動くアンの表情、プリンスエドワード島のきれいな景色。

世界名作劇場のシリーズのなかでも特に印象にのこった作品でした。

その後、そのアニメーションの作画監督をされていたのが、近藤喜文さんという方だと知ったのです。

 

近藤喜文さんは、47歳という若さで亡くなっており、本当に残念なのですが、

高畑監督の「火垂るの墓」と、宮崎監督の「となりのトトロ」が同時上映されたとき、

この近藤さんを、高畑・宮崎両巨匠が取り合ったという逸話まで残っています。

 

 

今でも私の本棚には、近藤さんの画文集が大切に保管されています。

あたたかく、なつかしく、そんな気持ちにさせてくれる画文集です。

疲れたとき、今でも時々この画文集を開くときがあります。

 

 

ジブリパークのなかには「耳をすませば」の世界が再現されたエリアも存在するようですが、

ぜひ、訪れてみたいと、秋に向けて胸を高鳴らせたニュースでした。

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