こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

先日の山内一豊に引き続き、

「三英傑以外に大河主役になった愛知出身の武将」をご紹介しましょう。

本日は、2007年の大河ドラマ「風林火山」の主役、山本勘助です。

当時、内野聖陽さんが、山本勘助を演じています。

ちなみに、内野さんは2016年の大河「真田丸」で

家康を演じられています。あの家康はかっこよかったですね。

さて、話を戻しまして

山本勘助と言えば、戦国の世、無敵を誇った甲斐の武田信玄の名軍師といわれています。

ですが、勘助は謎の多い人物で、未だにわかっていないことが多いのです。

先ほど「愛知出身」と言いましたが、実は出身地についても諸説あり、

静岡出身説も根強いですが、大河ドラマでは愛知出身で描かれていました。

愛知県豊橋市の賀茂というところにその生誕碑があります。

　畑の真っただ中にあって大変わかりにくい場所にありました。

風林火山放映時はわりと人が訪れたそうですが、

いまは、看板も風雨にさらされてぼろぼろです。

山本勘助は、各地を放浪し、武田信玄に拾われたのですが、

色黒、傷だらけ、隻眼（イノシシと戦って片目を失ったという説あり）で、見た目が悪かったので、

武田の前に今川に仕官を願い出たそうですが、その風体の悪さから断られたとの逸話もあります。

ともかく、勘助は、武田信玄のもと才能を発揮し

その知略で次々と功績をあげますが、

有名な川中島の戦いで命を落としました。

実は、そのお墓も愛知県にあります。

生誕地から少し車を走らせた、豊川市牛久保町。

小さなお寺のなかに、そのお墓があります。

山本勘助は、この牛久保町で育ち、当時知り合いだった、この寺の住職に遺髪を預けたそうです。

亡くなった川中島にもお墓はあるそうです。

私は、コロナ以前に、川中島も尋ねましたが、勘助のお墓までは

訪れませんでした。

川中島には小さな神社が建てられていて、信玄と謙信の像がありました。

こちらは桃が有名ですね。

さて、山本勘助に関して、面白い説があるので、ひとつご紹介いたします。

あてずっぽうなことを指すことばに

「ヤマカン」という言葉があります。

この「ヤマカン」は、山本勘助の名前から来ているという説もあるのです。

山本勘助は謎の多い人物ですが、「ヤマカン」＝山本勘助という説があるほど、

知略で有名な武将ということなんですよね。

私は、いつも、大将となるより

軍師となりたいと思っています。

都タクシーの山本勘助として、

ヤマカンを働かせていきたいところですね。