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愛知歴史探訪★ 安倍晴明編1

こんにちは。都タクシーブログ担当のノロです。

 

今日の歴史探訪は、思いっきり歴史をさかのぼります。

舞台となるのは寛和3年。西暦で言うところの987年です。

いまから千年以上前の歴史探訪です。

 

場所は千種区。バンテリンドームのほど近く。

 

住宅街の片隅に小さな小さな神社があります。

皆さんも、名前くらいは聞いたことがあると思います。

千年の昔に活躍した陰陽師。安倍晴明をお祀りした晴明神社です。

 

陰陽師というのは、病気や災厄が、妖怪変化の仕業と考えられていた時代、

予言やまじない、悪霊払いをした人たちのことです。

安倍晴明はその陰陽師のなかで、絶大な力を持った陰陽師であったと伝えられています。

 

陰陽師は、都のある京都の陰陽寮というところの所属しており、

安倍晴明も京都におりました。

安倍晴明をお祀りした神社は日本全国にありますが、やはり京都の晴明社が有名と思います。

 

では、なぜ、名古屋の住宅街にあるのかと言えば、

安倍晴明は987年ころ、このあたりに住んでいたと言われているそうです。

そのとき、村人がマムシの被害に悩まされており、安倍晴明がそのマムシを術で退治したという伝説が残っているそうです。

 

江戸時代にこの土地が再び、マムシの被害に悩まされたとき、その伝説を聞いた村人たちがこの神社と建てたとされているそうで、

小さな神社にも歴史アリといったところです。

 

 

神社のなかも非常にこぢんまりとしていますが、

この神社は知る人ぞ知るパワースポットとして有名で、俗云う七不思議というのがあるそうです。

 

1. 名古屋市内で雨が降っていても、晴明神社に来ると雨が降っていない事がある。

2. 旧日本軍が塚とほこらを移設しようとすると、兵士が高熱になった。

3. 平成十三年に神事を行った際、焚いた炎が狐型に変化した。

4. 戦後、県営清明山住宅の建設の際に、塚とほこらを撤去しようとすると二度も事故が起こった。

5. 手桶の水道は名古屋市営の上水道を使っているが、カルキの臭いがしない

6. 神社職員が自分の健康を祈りながら毎日狛犬を撫でていると、彼に心臓病が発見された。検査を行い心筋梗塞一歩手前である事が判明。手術をして彼は助かった

7. 神社の職員がバイク事故で頭に重傷を負い、頭部に応急処置だけして帰宅した。後日頭部に手術が必要と医者に言われたが、毎日狛犬の頭を撫でていると頭部の怪我は自然に治癒した

 

このことから。いまでもこの神社を訪れて、

狛犬をなでる方が後を絶たないそうです。

向かって左が男の人、右側を女の人が自分の気になるところや悪いところをなでると良いそうです。

私も一応、なでてきましたが、どこをなでたかは、秘密です。

 

ちなみに、この星型の印が、安倍晴明判紋で陰陽五行を表しているそうです。

頂いた御朱印にもしっかりと捺されています。

ちなみに、となりにあります「晴明殿」については、また次の歴史探訪でお話いたします。

こちらの神社の御朱印は決められた曜日でしかいただけませんので、ホームページなどで調べることをお勧めします。

 

陰陽道は日本の学問や宗教、哲学などに強い影響を与えていて、

現代の日本でも、陰陽道の考えを反映したものが多数あります。

いつか、ブログの方でそれを紹介できたらと考えております。

 

さて、安倍晴明と言えば京都とお話しましたが、私は京都にある神社にも数年前に訪れています。

都タクシーの乗務員さんたち数名と旅行をして、

その際、乗務員さんのリクエストで訪れました。

とある乗務員さんはそこで、ちょっとお高いお守りを購入し、営業車につけていたところ、

長距離のお客様が当たったと言ってました。

 

実は、私もこちらで御朱印をいただいて、不思議なことがありました。

右が京都の晴明神社の御朱印で、平成29年10月1日にいただいたことになっています。

そのあとには偶然ですが、伏見稲荷大社に初もうでに訪れた際の御朱印が並びました。平成30年の1月7日になっています。

 

これの何が不思議かといいますと、

安倍晴明の母親、葛の葉(くずのは)さんは、狐の妖怪、妖狐だったと言われているんですよね。

名古屋の晴明神社の七不思議でも、炎がキツネの形になったとあるし、

ほんと、神社や仏閣巡りをしていると、たまにこういうことがあるから、本当に不思議です。

 

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